We Will Rock Youは私の人格形成に確実に寄与している、という話。

私の通っていた小学校には、「朝マラソン」という恐ろしい文化があった。

その名のとおり、毎朝グラウンドに出て走るんだけれど、それが全校生徒・強制だったので、もう逃れようもないわけです。

距離はたしか、高学年の頃は2kmくらいだったっけ。

 

「朝マラソン」は、体育委員会の子の、「今日も、いい天気です。外で、元気に、走りましょう。(まだ拙いのでSiri 風)」という、なんかの宗教かな?みたいな放送を合図に開始され、走っている最中にはBGMがかかっていました。

その、1曲目だったのが、We Will Rock You。

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さて、私の小学生時代の朝がどんなだったかというと、

月曜日も
「外で、元気に、走りましょう。」→「ドンドンチャッ、ドンドンチャッ、てれれれれ〜れ〜れっれ〜、てれれれ♫」

 

火曜日も
「外で、元気に、走りましょう。」→「ドンドンチャッ、ドンドンチャッ、てれれれれ〜れ〜れっれ〜、てれれれ♫」

 

水曜日は雨が降って(内心ヨッシャぁぁぁっ)

 

でも次の日には
「外で、元気に、走りましょう。」→「ドンドンチャッ、ドンドンチャッ、てれれれれ〜れ〜れっれ〜、てれれれ♫」

一体、何て言ってるんだろ

こんな感じの小学生時代を過ごしていたわけですが、毎日聴いているとさすがに、歌詞の意味が気になってくるわけです。

他の曲がすべて邦楽だったこともあり、We Will Rock Youを少し気に入っていたこともあり、一曲目に過ぎ去っていくこの曲は何を伝えようとしているんだろうと、とても気になりはじめました。

和訳を調べた

ついにね。やってしまったんです。

neverendingmusic.blog.jp

上記より引用。全文が気になる方は、こちらをご参照ください。

Buddy you're a boy make a big noise
Playin' in the street
gonna be a big man some day
You got mud on yo' face
You big disgrace
Kickin' your can all over the place
Singin'

なあ 通りで大騒ぎして 遊び惚けてるおまえら
いつかは大物になるって野望を持てよ
顔も泥まみれだし みっともねえことに気付くがいい
あちこちでお遊びに夢中かい?
こんなこと歌ってら

We will we will rock you
We will we will rock you

"俺たちがおまえらを揺さぶってやる!"
"俺たちがおまえらをロックするんだ!"

 

ふむふむ、なるほど。(当時の私)

毎日がROCK

ー度歌詞を調べてしまうと、今度は意味を持つ言葉として伝わってくるようになります。洋楽あるあるです。

そしてあの日から、私の朝マラソンは一変した。

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月曜日
「外で、元気に、走りましょう。」→「ドンドンチャッ、ドンドンチャッ、なあ 通りで大騒ぎして遊び惚けてるおまえら。いつかは大物になるって野望を持てよ。顔も泥まみれだし。みっともねえことに気付くがいい。あちこちでお遊びに夢中かい?

 

火曜日
「外で、元気に、走りましょう。」→「ドンドンチャッ、ドンドンチャッ、なあ 通りで大騒ぎして遊び惚けてるおまえら。いつかは大物になるって野望を持てよ。

 

水曜日
「外で、元気に、走りましょう。」→「ドンドンチャッ、ドンドンチャッ、なあ 通りで大騒ぎして遊び惚けてるおまえら。いつかは大物になるって野望を持てよ。

……。

 

朝マラソンにしてはhardめな歌詞でしかないけども、毎朝毎朝フレディーの心の叫びをインストールされ続ける。この経験は間違いなく私の人格形成に影響を与えたと思います。

フレディーが亡くなった後に生まれた平成生まれにして、間違いなくQueenの英才教育を受けたと、自信を持って言える。

 

ボヘミアンラプソディー最高ぅぅぅぅ!