ヤフコメで、意図せず低評価を押してしまう問題をなんとかしたい。

拝啓ヤフー様。

日頃はYahoo!ニュース等で大変お世話になっております。
しかし、そのYahoo!ニュースにおいて、どうしても改善していただき箇所がございまして…。

意図せず低評価を押してしまう

普段はスマホからYahoo!ニュースを閲覧していて、右手でスマホを持ち、片手で操作しています。(下図参照) 

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そうすると、画面の右端に近いところをスクロールすることになるのですが、その際に「意図せず低評価ボタンを押してしまう→慌てて解除する」という事件が多発していて、とても困っています。

 

これが、Yahoo!ニュースをスマホで表示した際のキャプチャです。

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コメント欄キャプチャ(iPhone X)
AAA浦田釈放 インスタにはファンからも厳しい声「悲しい」「反省して」「脱退すべき」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース

 

Yahoo!ニュースのコメントには、1つ1つ評価をつけられるようになっていて、高評価・低評価それぞれのボタンが用意されています。
そして、低評価ボタンが画面の外側についている。

ですので、私のように右手で片手操作をしていると、たまに誤タップしてしまうという訳です。

低評価って、たとえどんなコメントであっても、ちょっと心が痛むじゃないですか。
高評価ならいいとして…。やっちまった〜ってゆう焦りがハンパないんだよね…

ん〜〜、まじでなんとかしてくれっ!!!!

WEBサイトにおけるUI /UXデザインの大切さ

  • UI=ユーザーインターフェイス
  • UX=ユーザーエクスペリエンス

Interfaceとは「接点、接触面」という意味で、ユーザーと製品・サービスが直接接触する部分のことを指します。WEBサイトでいうと、デザインや文字の読みやすさなど。

Experienceは、そのまんま「経験・体験」。UXデザインというのは、そのサービスを通して、より良い体験を提供できたらいいよね、ざっくりとそんなニュアンスです。

 

さて、この問題から学べることは、WEBサイトにおいてUI / UXデザインがいかに大切になってくるかということです。


近年では、AIの普及やパーソナライズ技術の向上によって、一人一人のユーザーの好みや興味関心を把握して、最適な情報をおすすめすることへのハードルはますます低くなっていますよね。UI /UX分野は目まぐるしく発展しています。

(ターゲティング広告にドキッ!とした経験のある方もいらっしゃるのでは)

AI時代でも、大切なのは人情

一方で、AIやその他諸々の技術が発達しているからといって、AIに「丸投げ」しておけば理想的なUI /UXが実現できるのかと言われれば、それはNOでしょう。 

 私たち人間には、下記のように、生身のユーザーに向き合うことが求められます。

  • どんなユーザーが使っているのか
  • 具体的にどういう使い方をしているのか

これは言い換えれば、使う人のことを想って気配りするということ。
トイレの後に、スリッパを手前に履きやすいように揃えておくことと全く同じです。

このような変化に気づかず、これまで通りのクオリティーしか提供できないWEBサービスは、近い将来競争力を失い、撤退を余儀なくされるでしょう。
そもそも「右利きの人が多い」というのは、AIうんちゃらデータうんちゃら言われはじめる前ずっと前から、世間の常識ですしね。

まとめ 

ヤフコメは、「ヤフコメ民が気持ち悪い」「偉そう」「上から目線」などと言われていることも多く、運用担当の方は大変だろうなとお察しします。

つい先月には、新しいポリシーを策定するなど、対応に追われている様子が伺えます。

headlines.yahoo.co.jp

しかし、その状況を打破するために有効なのは、新ポリシーの公開・取締りの強化ではなく、人情味や優しさに溢れたUI / UXの実現かもしれません。

かの有名な神学者、アルベルト・シュヴァイツァーも、"いつでもやさしい気持ちでいることが大事。 太陽が氷をとかすように、「やさしさ」は誤解や不信、敵意をとかして蒸発させてくれるからね。"って、言ってるしね。

 

引用:「やさしさは財産だ」。他人との接し方が180度変わる17の名言 | TABI LABO