長期インターンとバイトの違いとは?どっちを選ぶべき?

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大学生のお金の稼ぎ方として、アルバイトと長期インターン、どっちをやればいいのかと迷っている人は必見の内容です。

 

私は大学1年生で長期インターンを始めて、卒業までに3社(営業・メガベンチャー・広告代理店)での勤務を経験しました。

また、2年生頃まではインターンと並行してバイトもやっていて、居酒屋・カフェ・塾講師・アパレル店員など、大学生でメジャーなものはいくつか挑戦しました。

 

その両方の経験から、インターンとバイトどっちを選ぶべきなのか問題に決着をつけていきたいと思います。

  • 長期インターンをやっていないと就活で不利なのか?
  • 長期インターンってどんなもの?
  • バイトとどう違うの?

 と悩んでいるあなたも、最後まで読み終わる頃には、心が決まっているはず。

バイトと長期インターンの違い

長期インターンというと、なんだか得体の知れない(かつ意識高い)感じがして、取っ付きづらさはあると思います。

そこでまず、バイトと長期インターンはどう違うのかを明確にしていきます。

決定的な違いは下記の2つ!

・インターンは学生しかいない

そんなの当たり前だと思うかも知れませんが、長期インターンとして勤務するのは、基本的には学生だけです。バイトだと、高校生や社会人のフリーターの方なども同じ「アルバイト」という肩書きで雇われていますよね。

・集まってくる人の目的意識

2点目は、「勤務先に何を求めているか(期待しているか)」ということです。
バイトの場合は、雇われている人の属性に多様性があるように、何を求めているか、という目的意識も人それぞれです。
一方で長期インターンでは、「みんな大学生=人生のフェーズが同じ」なので、向かう方向が(就活・留学・起業・などなど)大体似通ってくる、というのは大きな特徴かと思います。

長期インターンをやっていないと就活で不利?

結論からいうと、長期インターンをやっていないから就職で不利になる(やっていたら有利になる)ということは一切ありません。

就活で大切になってくるのは、どうしてその活動を選んだのか、そしてその活動を通して何を得たのか、どんな成果を出したのか、という「思考の過程とその結果」であり、その手段として長期インターンを選んだから有利になるということはないと思います。

どっちを選ぶべきか

長期インターンとバイト、どっちを選ぶべきかを分かりやすく解説するために、「バイト向きの人」「長期インターン向きの人」の特徴を3つずつ挙げていきたいと思います。

バイト向きの人

・お金を得ることが主な目的

大学生活で必要なお金を稼ぐことが主な目的で、その他は特に望んでいない、というのであれば、「より時給の高いバイト」を探すのが最も効率的だと思います。

・就業時間内でしか働きたくない

バイトだと基本的には、就業時間以外にやらなきゃいけないことはありません。シフト通りの時間に行って、その間しっかりと働けば大丈夫です。
(塾講師で授業の予習をしなきゃいけない、など一部例外はありましたがw)

・やりたいことがある(けどその活動では稼げない)

就業時間内でしか働きたくないというのは、必ずしもネガティブな「少しでも楽したい」的な意味ではありません。やりたいことがあって、でもその活動だけでは稼げないとなれば、バイトをして補う必要がありますよね。

長期インターンでもいいとは思いますが、人間意外とそんなに器用じゃないので、やりたいことを全力でやりつつインターンもやる、という二足のわらじは、精神的にも体力的にもしんどくなってくると思います。

長期インターン向きの人

・マニュアル通りだけでは満足できない

バイトの業務はマニュアルに沿ってちゃんとやることで評価される場合が多く、工夫したり改善案を熱心に提案したりしても、煙たがられるだけ、、、だったりします。マニュアル通りの仕事だけでは満足できない、効率の悪いルールは見ているだけでイライラする、という人は長期インターンのほうが楽しめると思います。

・優秀な人と働きたい

長期インターンでは、働いている上で、「なんでそうなるの?!」と驚きを伴ったイライラを経験することはなかったです。
(少なくとも私はそうでした。)

・やりたいことがある(それは、企業で働いた方が手っ取り早く学べる)

例えば私が4年生になってからは、「広告代理店に内定が決まったので、関連業種の実務を学びたい」というのがやりたいことだったのですが、この場合は会社で働きながら勉強させてもらうのが最短ルートでした。
(どんなに本を読んだり事例を勉強したりしても、実務をこなすのには敵わん!)

 

また、駆け出しYouTuberのように一見「やりたいことがある(けどその活動では稼げない)」に入るかと思われる人でも、撮影や編集のためにできるだけ多くの時間を注ぎ込みたいならバイトがいいと思いますが、

  • 企業案件はどういう経路でくるのか知りたい
  • チャンネル規模によってどのくらい金額差があるのか
  • マーケティングの知識を得て、チャンネル拡大に役立てたい

など目的によっては、長期インターンを選んだほうが得られるものが大きいこともあります。

自分が求めているものや環境を明確にして、選び取っていく姿勢が大切です。

まとめ

バイトにするのか、インターンにするのか。

あなたの心は決まりましたか?

繰り返しにはなりますが、大切にすべきマインドは、「自分が求めているものや環境を明確にして、選び取っていく姿勢」です。なんとなく成長できそうだったから〜、なんとなく楽そうだったから〜みたいな選択を続けていては、バイトをやろうが長期インターンをやろうが得られるのはお金だけ。

限りある大学生活を有意義に、後悔なく過ごすためにも、「自分でこの道を選んだんだ」と自信を持って言える選択を、少しづつ積み重ねていきましょう。