たった3ステップで、今スグやりたいことを見つける方法。
電車の中で「好きなことを仕事に♡」という、転職サイトか何かの広告コピーを見て、寒気がする。
もちろんその広告に対してではなく、「やりたいことがわからない」「夢や目標もない」状態で、毎日を延々と過ごしている自分に対して…。
大学生活を送っていると、ふとこのような感情に見舞われることはあるかもしれません。
電車の中で運良く「そのような」広告に出会わなかったとしても、「公務員講座のご案内」「マスコミ志望のための〜」「TOEIC対策講座はじめました」と、メールの嵐が飛んでくる。嵐の発生源はもちろん大学の教務課である。
もう、一体どうすればいいのよ、と匙を投げてしまう前に、やりたいことを見つけるためのプロセスを整理して考えてみましょう。
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1.自分の人生を振り返る
はじめに、自分の過去について振り返ってみましょう。
まずは簡単な質問から。
- 子どもの頃に好きだった遊びはなんですか?
- 逆に、嫌いだった遊びはなんですか?
- 得意な科目は?
- 今までに一番お金を費やしたのは?
こんなのでやりたいことが見つかるわけないじゃん、とページを閉じそうになっているあなた。Hang on a second!
自分に個性なんてない、と思っていても、意外とあるんですよ(語彙力)ホントに。
例として、私の回答を貼っておきます。「個性は他人に見つけてもらうもの」という言葉もありますし…。(恥
・子どもの頃に好きだった遊びはなんですか?
カブトムシ捕り、バレーボール、ドライブ
・逆に、嫌いだった遊びはなんですか?
おままごと
・得意な科目は?
算数と美術以外
・今までに一番お金を費やした趣味は?
ファッション誌の購読
やりたいことは、「いい意味で、頑張らなくてもできるor続けられること」「努力しなくても、最初から他の人よりできたこと」から見つかることが多いのではと思います。
上記の質問以外にも、ご自身で自分に問いかけて、これまでの人生を振り返ってみてください。
2.親を分析する
先日親からの影響って大きいんだな〜、と実感したことがあったんです。
テレビで「成功の遺伝史」という番組をなんとなく眺めていたときのこと。
出演者の適性を遺伝子検査の結果から発表する、なんとも残酷な(?)企画があったのですが、そこで出演者のひとりであるバカリズムさんについて、番組は「天職はグルメタレント」だと断言します。というのも、遺伝子的には、味覚と言葉の選び方にセンスがあるからとのこと。
(ちなみにご本人は「自分の天職は漫画家」だと予想していた)
その診断結果を聞いたバカリズムさんのコメントが、とても印象的でした。
「あ〜そういえばウチ、料理の家系だわ。親戚はお弁当屋だし、お母さんは定食屋だし」
ふと考えてみると、両親の影響って無視できないんだな、と。
スポーツの世界をみても、親子で揃ってスポーツマン、という人は多いですし、いま話題のあいみょんさんも、お父さんは音楽関係の仕事をされているそうですね。
取材では、憧れとして名前を挙げている小沢健二さんの曲を聞くようになったのも、「父の影響」だとおっしゃっています。
自分のやりたいことが見つからないときは、「ウチの親って何してるんだっけ?」「親戚には何をやっている人が多いんだっけ?」ということを再確認して見るのも、あなたを良い方向へと向かわせるきっかけになるかもしれません。
3.とりあえずやってみる
と、ここまで色々と考えてみましたが、おぼろげにでもやりたいことの輪郭が見えてきたら、とりあえずやってみましょう。
これが一番大切ですし、やりたいことがないと足が止まっている人は、「挑戦する量が少ない→やりたいことが見つからない」という負のスパイラルに飲み込まれてしまっているような気がします。
挑戦するとやりたいことが見つかる、というよりは、挑戦することで「やりたいと思っていたけれど、自分には向いていなかった」ということが分かるので、消去法で自分の進むべき道が浮き彫りになってくるようなイメージでしょうか。
かくいう私も、アパレル関係の仕事に憧れて、某海外ブランドZ◯RAでアルバイトをしてみたことがあります。
しかし、アパレル店員さん特有の「いらっしゃいマヘぇ〜↑(鼻声)」という挨拶がどうしてもできなくて、挫折しました。
まさかそんなところに壁があるなんて、個人的には今世紀最大の仰天ニュースであり、静かに職場を去ったのも、今となってはいい思い出です。w